2023-01-01から1年間の記事一覧
NYの片隅で疎外されて生きる母と息子たち、その痛切な葛藤と成長を、やさしい眼差しで描き出す感動作『ニューヨーク・オールド・アパートメント』が、2024年1月12日(金)より、新宿シネマカリテ、シネ・リーブル梅田、シネ・リーブル神戸、アップリンク京…
世界各国から選出された作品を一挙上映する毎年恒例の「未体験ゾーンの映画たち2024」にて、カナダ殿堂入りのテクノ・スリラー『COME TRUE/カム・トゥルー 戦慄の催眠実験』とカナザワ映画祭2023の覇者『キック・ミー 怒りのカンザス』の上映が決定!日本で…
映画『TALK TO MEトーク・トゥ・ミー』は超常的な儀式にのめり込んだために思いがけない恐怖の世界に引きずり込まれることとなった高校生たちの受難を、一人の孤独な少女を中心に描いた「憑依体験ホラー」だ。 youtu.be 監督を務めたのは、総再生数15億回以…
⽶国ニューヨークを拠点としたエンターテインメント・スタジオであるA24が制作または配給した作品を集めた特集上映「A24の知られざる映画たち presented by U-NEXT」が12月22日より全国4都市5劇場にて四週間限定で開催されている。 今回は上映作品の一本であ…
俳優・小原徳子の特集上映「小原徳子映画祭」が、2024年3月20日(水・祝)~24日(日)、横浜シネマノヴェチェントにて開催されることが決まった。 2003年に「木嶋のりこ」として芸能活動を始め、2018年の改名を経て2023年に活動20周年を迎えた俳優・小原徳…
『マエストロ:その音楽と愛と』は、20世紀を代表する作曲家&指揮者であるレナード・バーンスタインの物語だ。大ヒットした『アリー/スター誕生』(2018)に続くブラッドリー・クーパーの長編映画監督第2作で、クーパーが主演も兼任している。 クーパーはバー…
2023年は小津安二郎監督(1903-1963)の生誕120年、没後60年にあたる記念すべき年だ。Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下りでは「小津安二郎 :モダン・ストーリーズ selected by ル・シネマ」と題した特集上映が組まれ、NHKBSでもこの12月は小津作品がいくつか放…
シカゴから親戚を訪ねミシシッピ州に来ていたアフリカ系アメリカ人の14歳の少年エメット・ティルは雑貨屋の白人女店員に話かけ、口笛を吹いたというだけで連れ去られ、殺害されてしまう。 エメットの母、メイミー・ティルは、この陰惨な事件を世に知らしめるた…
全米図書賞にノミネートされたルマール・アラムの同名小説を、テレビドラマシリーズ『ミスター・ロボット』(2015年~2019年)、『ホームカミング』(2018~2020)などで知られるサム・エスメイルが監督・脚本を務めて映画化。 ジュリア・ロバーツとイーサン・ホー…
映画『めまい』は2023年12月14日(木)NHKBSプレミアムにて放映(13:00~15:09) 映画『めまい』はフランスの人気ミステリ作家で、アンリ・ジョルジュ=クルーゾー監督の『悪魔のような女』(1954)の原作でもおなじみのピエール・ボアロー&トーマス・ナルス…
伊刀嘉紘監督 (C)2023 金青黒 -sabikuro- 脳細胞が謎の寄生体に置き換えられることによる認知障がいが発生し、徐々に「心を失う」奇病が蔓延。完全に脳を失った者は”哲学ゾンビ”と呼ばれていた。脳科学の分野において哲学「的」ゾンビという概念があり、通…
短編映画『サッドカラー』がPFFアワード2023に入選するなど、国内映画祭で高い評価を受けている新進気鋭の映像作家・髙橋栄一が監督、脚本、編集を務めた映画『ホゾを咬む』。 youtu.be 新宿K’s cinemaの上映を好評のうちに終え、2023年12月15日(金)からは…
短編映画『サッドカラー』がPFFアワード2023に入選するなど、国内映画祭で高い評価を受けている新進気鋭の映像作家・髙橋栄一監督の映画『ホゾを咬む』が、新宿K’s cinemaにて絶賛公開中だ。 関西では12月16日(土)よりシネ・ヌーヴォ(12月16日に髙橋栄一監…
2023年は清水宏(1903-66)の生誕120年にあたる。清水宏と小津安二郎は同年生まれで、親友でもあった。小津が生誕120年を記念する特集上映が組まれているのに対して、清水の特集上映が開催されないのは残念至極だが(110年を記念する2013年には大々的な記念…
映像制作チーム「シネマ健康会」の松本卓也監督の長編作品が広島(横川シネマ)と大阪(シアターセブン)で公開される。 上映されるのは2023年4月に 新宿K's cinema にて公開され、香港の国際映画祭「Asia Film Art International Film Festival」で審査員特別…
大阪2児放置死事件を基にした『 子宮に沈める』 (2013) や、フェイクニュースによって自殺に追い込まれる少女とメディアの過熱報道による現代社会の歪みを描いた『 飢えたライオン』 (2017)などで知られる緒方貴臣監督の最新作『シンテレラガール』。 youtu…
映画『鳥』は2023年12月7日(木)NHKBSプレミアムにて放映(13:00~15:01) 映画『鳥』は、突然、鳥の大群が人間を襲い始め、幸せな日常生活が急変する恐怖を描いたアルフレッド・ヒッチコックの代表作の一つ。 『レベッカ』、『いま見てはいけない』など多…
近年、急速に国際的な再評価が高まっている相米慎二監督。 相米監督が1985年に制作した映画『台風クラブ』の4Kレストア版が、現在、全国の映画館で順次公開されている。 大人と子どもの中間にあたる中学生という年頃特有の不安定な感情の爆発を、台風の到来…
インディーズ映画『シヴァ・ベイビー』(2020)が高く評価されブレイクしたカナダのエマ・セリグマンが監督した映画『ボトムズ~最底で最強?な私たち』。 高校三年生のいけてないレズビアンの女子生徒二人が、卒業前に憧れのチアリーダーの心を射止めるために…
⻄村まさ彦 主演の映画『[窓] MADO』が、2023 年12⽉2⽇(土)より第七芸術劇場、2024年に元町映画館にて上映される(上映日が決まり次第追記します)。12月2日(土)、12月3日(日)には、西村まさ彦、大島葉子、麻王監督の舞台挨拶が予定されている(詳しくは劇場H…
ある日、普段とは全く違う恰好の妻を街で見かけた夫は家に隠しカメラを設置し・・・。 youtu.be 「後悔する」という意味のことわざ「を噛む」からタイトルをとった本作『ホゾを咬む』は、短編映画『サッドカラー』がPFFアワード2023に入選するなど、国内映画…
1933年、日本統治下の京城を舞台に、朝鮮総督府に潜む抗日スパイ“ユリョン”を巡る息を呑む諜報合戦を描いた映画『PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ』。 youtu.be 『毒戦 BELIEVER』などの作品で知られるイ・ヘヨン監督の最新作である本作は、『ペパーミン…
映画『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』は、『ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女』(2014)で衝撃的なデビューを果たし、“次世代のタランティーノ”と注目されたアナ・リリ・アミリプール監督の長編第三作にあたる。 youtu.be 12年もの間、精神病院…
映画『サタデー・フィクション』は、『スプリング・フィーバー』(2009)、『シャドウプレイ』(2018)などの作品で知られる中国のロウ・イエ監督の11作目にあたり、1941年の上海・英仏租界を舞台に太平洋戦争開戦までの一週間の各国の諜報戦をスタイリッシュな…
モノクロームの世界観が観る者を異世界へと誘う、新感覚の日本映画『ホゾを咬む』が12月2日(土)より新宿K’s cinema、12月15日(金)より池袋HUMAXシネマズ他にて全国順次公開される。 youtu.be 「後悔する」という意味のことわざ「を噛む」からタイトルを…
※アフィリエイトプログラムを利用しています。 (C)Netflix どんなものでも盗み出してきたプロフェッショナルな泥棒であるキャロルは、あることをきっかけに引退を決意する。長年コンビを組んで来た相棒のアレックスと新しく引き入れた運転手役のサムと共に、…
※アフィリエイトプログラムを利用しています(Amazonアソシエイト含む) youtu.be 2023年は小津安二郎監督(1903-1963)の生誕120年、没後60年にあたる記念すべき年だ。第36回東京国際映画祭(TIFF)では近年デジタル修復された作品を中心に特集上映が組まれ…
韓国の大都市の一つ、釜山の民家で爆発事件が発生。それは高IQ爆弾魔の連続テロ行為の始まりだった。 騒音に反応して爆発するという特殊な爆弾を操る犯人が予告電話をかけた相手は元海軍副長カン・ドヨンだった。カン・ドヨンは爆発を阻止するべく現場に急行…
『ダイナマイト・ソウル・バンビ』(2018)などこれまで発表した作品の数々が国内外の映画祭で高く評価されている映像制作チーム・シネマ健康会の松本卓也監督の新作『あっちこっち じゃあにー』が新宿K's cinemaにて絶賛上映中だ。 『あっちこっち じゃあにー…
映画『物体 -妻が哲学ゾンビになった-』は、伊刀嘉紘監督が哲学ゾンビたちの進化を描く「物体シリーズ」第一弾作品だ。 (C)2023 金青黒 -sabikuro- 脳細胞が謎の寄生体に置き換えられることによる認知障がいが発生し、徐々に「心を失う」奇病が蔓延。完全…