2023-01-01から1年間の記事一覧
インディーズ映画『シヴァ・ベイビー』(2020)が高く評価されブレイクしたカナダのエマ・セリグマンが監督した映画『ボトムズ~最底で最強?な私たち』。 高校三年生のいけてないレズビアンの女子生徒二人が、卒業前に憧れのチアリーダーの心を射止めるために…
⻄村まさ彦 主演の映画『[窓] MADO』が、2023 年12⽉2⽇(土)より第七芸術劇場、2024年に元町映画館にて上映される(上映日が決まり次第追記します)。12月2日(土)、12月3日(日)には、西村まさ彦、大島葉子、麻王監督の舞台挨拶が予定されている(詳しくは劇場H…
ある日、普段とは全く違う恰好の妻を街で見かけた夫は家に隠しカメラを設置し・・・。 youtu.be 「後悔する」という意味のことわざ「を噛む」からタイトルをとった本作『ホゾを咬む』は、短編映画『サッドカラー』がPFFアワード2023に入選するなど、国内映画…
1933年、日本統治下の京城を舞台に、朝鮮総督府に潜む抗日スパイ“ユリョン”を巡る息を呑む諜報合戦を描いた映画『PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ』。 youtu.be 『毒戦 BELIEVER』などの作品で知られるイ・ヘヨン監督の最新作である本作は、『ペパーミン…
映画『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』は、『ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女』(2014)で衝撃的なデビューを果たし、“次世代のタランティーノ”と注目されたアナ・リリ・アミリプール監督の長編第三作にあたる。 youtu.be 12年もの間、精神病院…
映画『サタデー・フィクション』は、『スプリング・フィーバー』(2009)、『シャドウプレイ』(2018)などの作品で知られる中国のロウ・イエ監督の11作目にあたり、1941年の上海・英仏租界を舞台に太平洋戦争開戦までの一週間の各国の諜報戦をスタイリッシュな…
モノクロームの世界観が観る者を異世界へと誘う、新感覚の日本映画『ホゾを咬む』が12月2日(土)より新宿K’s cinema、12月15日(金)より池袋HUMAXシネマズ他にて全国順次公開される。 youtu.be 「後悔する」という意味のことわざ「を噛む」からタイトルを…
どんなものでも盗み出してきたプロフェッショナルな泥棒であるキャロルは、あることをきっかけに引退を決意する。長年コンビを組んで来た相棒のアレックスと新しく引き入れた運転手役のサムと共に、最後の仕事としてコルシカ島にある修道院に向かうが・・・…
youtu.be 2023年は小津安二郎監督(1903-1963)の生誕120年、没後60年にあたる記念すべき年だ。第36回東京国際映画祭(TIFF)では近年デジタル修復された作品を中心に特集上映が組まれ、また2023年12月8日(金)からBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下りにて「小…
韓国の大都市の一つ、釜山の民家で爆発事件が発生。それは高IQ爆弾魔の連続テロ行為の始まりだった。 騒音に反応して爆発するという特殊な爆弾を操る犯人が予告電話をかけた相手は元海軍副長カン・ドヨンだった。カン・ドヨンは爆発を阻止するべく現場に急行…
『ダイナマイト・ソウル・バンビ』(2018)などこれまで発表した作品の数々が国内外の映画祭で高く評価されている映像制作チーム・シネマ健康会の松本卓也監督の新作『あっちこっち じゃあにー』が新宿K's cinemaにて絶賛上映中だ。 『あっちこっち じゃあにー…
映画『物体 -妻が哲学ゾンビになった-』は、伊刀嘉紘監督が哲学ゾンビたちの進化を描く「物体シリーズ」第一弾作品だ。 (C)2023 金青黒 -sabikuro- 脳細胞が謎の寄生体に置き換えられることによる認知障がいが発生し、徐々に「心を失う」奇病が蔓延。完全…
2015年に起こったパリ同時多発テロ事件で最愛の妻を失ったジャーナリストのアントワーヌ・レリスが、事件発生から2週間の出来事をつづった世界的ベストセラーをドイツ人監督キリアン・リートホーフが映画化。 youtu.be テロの犠牲となった妻の遺体と対面した…
脚本・監督の太田真博が、自身の逮捕から着想した物語『エス』。 解禁されたポスタービジュアル (C)2023 上原商店 太田は2011年に不正アクセス禁止違反容疑などで逮捕された。演劇的手法を大胆に取り入れた独特の会話劇を撮る新進気鋭の監督として注目を集め…
映画『過去追う者』は、『ポルトの恋人たち 時の記憶』(2018)、『ある職場』(2020)などの作品で知られる舩橋淳監督が、受刑者の採用を支援する実在の就職情報誌の活動にヒントを得て、元受刑者の社会復帰に横たわる問題を描いたドキュ・フィクションだ。 you…
『ダイナマイト・ソウル・バンビ』(2018)、『サーチン・フォー・マイ・フューチャー』(2016)などの作品が国内外の映画祭で高く評価された映像制作チーム・シネマ健康会の松本卓也監督の新作映画『あっちこっち じゃあにー』。 youtu.be お笑いコンビを解散…
妻への疑念から、隠しカメラを設置し・・・ モノクロームの世界観が観る者を異世界へと誘う、新感覚の日本映画『ホゾを咬む』が12月2日(土)より新宿K’s cinemaにてロードショーされるのを皮切りに全国順次公開される。 (C)2023 second cocoon 「後悔する…
アレクシス・ノレントによる同名グラフィックノベルを原作に、マイケル・ファスベンダーが名もなき殺し屋をスタイリッシュに演じた映画『ザ・キラー』。 youtu.be デビッド・フィンチャー監督が、『市民ケーン』の脚本家ハーマン・J・マンキウィッツを主人公…
『ダイナマイト・ソウル・バンビ』(2018)、『サーチン・フォー・マイ・フューチャー』(2016)などの作品が国内外の映画祭で高く評価された映像制作チーム・シネマ健康会の松本卓也監督の新作映画『あっちこっち じゃあにー』。 youtu.be お笑いコンビを解散…
一年に一度のヘアコンテストで優勝候補と目されていたスター美容師が頭皮を切り取られた姿で死んでいるのが発見された。一体彼に何が起こったのか!? youtu.be 映画『メドゥーサ デラックス』は、魅力的な導入部から全編ワンショット撮影で綴る、イギリスの新…
2023年は小津安二郎監督(1903-1963)の生誕120年、没後60年にあたる記念すべき年だ。第36回東京国際映画祭(TIFF)でも近年デジタル修復された作品を中心に特集上映が組まれている。 今回は小津の戦後の代表作の一本である『麦秋』を取り上げたい。 映画『…
アメリカ先住民連続殺人事件を題材にしたジャーナリストのデビッド・グランによるベストセラーノンフィクション『花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』をマーティン・スコセッシ監督が映画化。 youtu.be 舞台は20世紀初頭のアメリカ、オク…
『ライブハウス レクイエム』(2016)や『ダイナマイト・ソウル・バンビ』(2022)などの作品で知られる映像制作チーム「シネマ健康会」の松本卓也監督の新作長編映画『あっちこっち じゃあにー』は、お笑いコンビを解散してピン芸人となった末松と、彼の動画配…
江戸文化の裏の華で“笑い絵”とも言われた春画。その研究者である芳賀一郎は、変わり者として知られていた。彼に偶然出会った弓子は、春画の世界の奥深さにすっかり魅せられ、芳賀に恋心を抱くようになる…。 youtu.be 映画『春画先生』は、塩田明彦が原作・脚…
競争の激しいヘッジファンドの同僚である若いカップルは婚約したばかりで幸せの絶頂にいた。しかし片方が昇進したことで二人の関係に不穏な空気が流れ始める…。 映画『Fair Play フェアプレー』は2023年サンダンス国際映画祭に出品され話題を呼び、配給権が…
あの2人がまたまたスクリーンに帰ってくる…!? 殺しの腕はピカイチ、でも社会にはなかなか馴染めない…そんな2人が更に成長(したりしなかったり…?)する、スパイスたっぷりのユーモアとアクションが融合する青春アクションエンターテイメント「ベイビーわる…
田口敬太監督 (C)2023 映日果人 『ナグラチームが解散する日』(2017)、『誰もいない部屋』(2019)などの作品で知られる田口敬太監督が、自身の祖父の記憶から着想を得て、戦前の日本を舞台に自由を求める女と男の姿を描いたラブストーリー『たまつきの夢』。 …
映画『ホゾを咬む』は、短編映画『サッドカラー』がPFFアワード2023に入選するなど、国内映画祭で高い評価を受けている新進気鋭の映像作家・髙橋栄一脚本・監督の最新⻑編映画だ。 (C)2023 second cocoon 髙橋監督自身がASD(自閉症スペクトラム症)のグレーゾ…
ジャズミュージシャンでエッセイストの南博の回顧録『白鍵と黒鍵の間に -ジャズピアニスト・エレジー銀座編-』を共同脚本の冨永昌敬監督と高橋知由が大胆にアレンジ。 youtu.be 昭和末期の夜の街・銀座を舞台に、ジャズピアニストを目指してキャバレーでピア…
日本とベトナムが外交関係を樹立してから2023年で50周年。また、ベトナムも参加するASEAN(東南アジア諸国連合)と日本の関係も2023年で友好協力50周年を迎えた。その記念すべき年に『ベトナム映画祭2023』が日本各地で順次開催されている。 関西では大阪・シ…