デイリー・シネマ

映画&海外ドラマのニュースと良質なレビューをお届けします

2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ドキュメンタリー映画『リアム・ギャラガー in ロックフィールド オアシス復活の序章』 2025年10月17日より日本公開が決定&ポスタービジュアル が解禁!

1991年にソングライターの兄ノエルとボーカルの弟リアムのギャラガー兄弟を中心に結成され、90年代を代表するブリットポップ・バンドとして一世を風靡したオアシス。しかし兄弟仲が悪く2009年にノエルが脱退し事実上解散、再結成は考えられないと言われてい…

映画『ロマンチック金銭感覚』新宿K’s cinemaでの東京本公開を記念した最新予告編が解禁!

未曾有の金融危機、円安による物価の高騰、市民への容赦ない課税……普段私たちが何気なく財布に入れている「お金」についての本質を問いかける映画『ロマンチック金銭感覚』。 俳優・緑茶麻悠と、映画作家・佐伯龍蔵が共同で監督し、独自の金銭感覚を持つ人々…

映画『ヘッド・オブ・ステイト』(Amazon Prime Video配信)あらすじと評価/アメリカ大統領とイギリス首相がタッグを組むノンストップ・アクションコメディー

犬猿の仲のアメリカ大統領とイギリス首相は、補佐官のアドバイスに従い、結束をアピールするため、共にエアフォースワンに乗ってNATO首脳会談が開かれるイタリアへと向かう。だが旅の途中、何者かに攻撃を受け、墜落。二人も死亡したというニュースが瞬く間…

Netflix韓国ドラマ『トリガー』(全10話)あらすじと感想/もし、韓国社会に銃が蔓延したら⁉ キム・ナムギルが元軍人の警察官を演じるアクションスリラー

受験生を対象にした寮で、一人の若者が、寮生を銃で次々と撃ち殺す事件が発生。現場に駆け付けたイ・ド巡査は囮となって、逃げ遅れた寮生たちを救出すると共に、銃を振りかざしていた若者を逮捕する。なぜ、この普通の若者が自動小銃を所持していたのか!? 彼…

戦後80周年平和祈念映画『ハオト』 ヒロイン・倉野尾成美 オフィシャルインタビューが到着!

2005年に下北沢の本多劇場で初上演した創作舞台『ハオト』。太平洋戦争末期の東京郊外にある精神病院を舞台に、病院内との対比で外界の狂気を問うテーマを、シリアスなだけでなく、ユーモアとサスペンスとファンタジー要素も織り交ぜで描き、鑑賞した観客か…

ビー・ガン カンヌ受賞最新作、2026年5月公開へ! リアリーライクフィルムズ2026年度の配給・劇場公開作品を発表

リアリーライクフィルムズの2026-27年度の配給・劇場公開予定作品5作品が発表された。 第78回(2025年)カンヌ国際映画祭で特別賞を受賞した、ビー・ガン監督7年ぶりの新作『レザレクション』を筆頭に、同映画祭監督週間正式上映作品『ラッキー・ルー』、ベ…

映画『エレベーション 絶滅ライン』あらすじと解説/標高2500メートル以下に降りると”奴ら”がやって来る!

「リーパー」と呼ばれる謎のモンスターが突如地下から多数出現し、人類の95%を死滅させてから3年。生き残った人々はリーパーが侵入してこない標高2500メートル以上の山岳地帯で小さなコミュニティに分かれてかろうじて暮らしていた。 病を抱える息子には酸…

Netflix映画『バッド・バディーズ~最強の?ふたり~』(2025)あらすじと評価/警察とは非なる特別執行官(BOA)が活躍するオランダ産バディムービー

弟を失った熱血すぎる特別執行官と相棒を失った協調性に欠ける元刑事。そんなふたりが共通の悲しみを胸にコンビを組み、ロッテルダムの巨大な悪へと挑む! 映画『バッド・バディーズ~最強の?ふたり~』は、性格も捜査の仕方もまったく違う二人が、凶悪犯罪…

Netflix韓国映画『84㎡』(84m2)あらすじと感想/マイホームを持つ夢が悪夢に変わる時をカン・ハヌル主演で描く

高層アパートを購入し、念願のマイホームを手に入れたウソンだったが、ローンの返却に苦労する毎日を送っていた。その上、謎の騒音に悩まされ睡眠も十分にとれない。下の階の住人にウソンが騒音の犯人だと疑われたことから、ウソンは犯人を突き止めるべく行…

モンゴル発のゾンビ映画『獄舎Z』の全国順次公開が決定&劇場公開版ポスタービジュアルおよび全10種の海外版キャラクタービジュアルが一挙公開!

モンゴル発のゾンビ映画『獄舎Z』が、2025年8月2日(金)より東京・Morc阿佐ヶ谷にて1週間限定公開。その後、全国で順次公開されることが発表された。 映画『獄舎Z』は、摂氏マイナス40度・極寒の雪原を舞台に、《社会のクズ》扱いを受けてきた若者たちが、…

Netflix映画『ブリック』(Brick)あらすじと考察/一夜にして建物全体が謎の黒い壁に囲まれたら?!

ハンブルクのマンションの住人たちが、一夜にして建物全体が謎の黒い壁に囲まれ、家に閉じ込められていることに気づく。この建造物は地球外生命体なのか、それとも人工物なのか? ネットはつながらず、水も出なくなった中、住民たちはここから脱出することが…

映画『妻は告白する』あらすじとネタバレ/増村保造監督と若尾文子の黄金コンビによる最高傑作

円山雅也の小説『遭難・ある夫婦の場合』(文芸春秋、昭和36年7月号掲載)を井手雅人が脚色。 北穂高の岩壁での登山事故をきっかけに展開する裁判劇を通じて、被告である女性の愛、罪、モラルの複雑さなどが緻密に描き出される。 若尾文子と増村保造監督は20…

映画『ボールド アズ、君。』アメリカ屈指のカルト邦画祭り「第3回 花火映画祭」で上映決定!

ただいま全国で絶賛順次公開中の映画『ボールド アズ、君。』がアメリカ・オレゴン州ポートランドのクリントン・ストリート・シアターで2025年8月18日~31日に開催される「第3回 花火映画祭」にて上映されることが決定! 映画祭での上映を祝し、《アメリカ進…

映画『スーパーマン』(2025)あらすじと評価/ジェームズ・ガン監督によるスーパーマン像の驚くべき慈悲深さ

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」三部作(2014、17、23)、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)のジェームズ・ガンが監督・脚本を務めた映画『スーパーマン』は、ワーナー・ブラザースによるDCユニバースの新たな幕開けとなる作品だ(…

戦後80周年平和祈念映画『ハオト』完成披露舞台挨拶開催 オフィシャルレポートが到着!

2005年に下北沢の本多劇場で初上演した創作舞台『ハオト』。太平洋戦争末期の東京郊外にある精神病院を舞台に、病院内との対比で外界の狂気を問うテーマを、シリアスなだけでなく、ユーモアとサスペンスとファンタジー要素も織り交ぜで描き、鑑賞した観客か…

介護施設の人間模様を通じて生と死の関係を見つめる映画『また逢いましょう』主人公の漫画家・夏川優希を演じる大西礼芳のオフィシャルインタビューが到着!

お互いの人生を理解しあえば自分の生きてきた意味を掴める。生に対して希望を見出し、誰にも訪れる死を輝いたものとして受け止めて、笑顔で再会を約束しあえる―。 映画『また逢いましょう』は、ある介護施設の人間模様を通じて生と死の関係を深く、そして温…

韓国映画『ハルビン』あらすじと解説/韓国の独立運動家をヒョンビンが演じ民衆の抵抗の精神を描く

1909年10月に中国のハルビンで起きた歴史的事件をスリリングに活写したサスペンス作品。大韓義軍のアン・ジュングンと同志たちは、ある使命を果たすためにハルビンへと向かうが、行く手を阻もうとする日本軍との激しい攻防が繰り広げられる。 『KCIA 南山の…

映画『北北西に進路を取れ』(1969)あらすじと解説/ラシュモア山での追跡など映画史に残る名場面満載のアルフレッド・ヒッチコックの代表作

マンハッタンの広告代理店の重役が、スパイに間違えられ、誘拐された上に殺人の罪を着せられ、絶体絶命のピンチに陥る。シカゴ、インディアナポリス、サウスダコタへと追跡劇が続く中、次第に事件の背景が明らかになっていく。 映画『北北西に進路を取れ』は…

韓国映画『消防士2001年、闘いの真実』あらすじと解説/韓国を揺るがした火災事件を基に、救助のために炎に飛び込む消防士たちの闘いをチュウォン等、個性豊かなキャストで描く

映画『消防士2001年、闘いの真実』は、2001年に韓国で実際に起きた「弘済洞火災惨事事件」をもとに、劣悪な環境にもかかわらず、一人でも火災現場に取り残された人がいれば炎に飛び込んでいく消防士たちの闘う姿を『友へ チング』(2001)のクァク・キョンテク…

熊本豪雨の被災地を舞台にした映画『囁きの河』大木一史監督のオフィシャルインタビューが到着

2020年7月の熊本豪雨で被災した人吉球磨地域を舞台に、復興に向けて人々が懸命に立ち上がろうとする姿を描いた映画『囁きの河』。 2025年6月27日(金)より、熊本県の熊本ピカデリーにて先行公開が開始。7月11日(金)より、池袋シネマ・ロサ、シネスイッチ…

映画『罪人たち』あらすじと解説/黒人コミュニティの希望と受難を、ホラーと音楽の融合を通じて描くライアン・クーグラーの野心作

1932年のミシシッピ州クラークスデール。双子の兄弟スモークとスタックは、差別と抑圧に苦しめられる黒人たちが自由に楽しめる場所ジュークジョイント(黒人たちが集うナイトクラブ)をオープンさせる。大勢が詰めかけ、音楽とダンスで会場は興奮に包まれる…

シネ・ヌーヴォ 特集上映【戦後80年記念 決定版! 日本の戦争映画史】を2025年7月26日(土)より7週間に渡って開催!

大阪・シネ・ヌーヴォは2025年7月26日(土)から9月12日(金)までの7週間に渡って、特集上映【戦後80年記念 決定版! 日本の戦争映画史】を開催する。 戦後80年の今夏、戦争を題材にした作品40本を8つのジャンルに分け、問題作・娯楽大作を含め、日本の…

「お金」についての本質を問いかける映画『ロマンチック金銭感覚』新宿K’s cinemaでの東京本公開が決定! 佐伯龍蔵監督&緑茶麻悠監督のコメントも到着 

未曾有の金融危機、円安による物価の高騰、市民への容赦ない課税……普段私たちが何気なく財布に入れている「お金」についての本質を問いかける映画『ロマンチック金銭感覚』は、全ての人類にコミットするやさしさとユーモアあふれるファンタジックドキュメン…