映画ニュース
人も空気も澱み続ける日常を生きる男が、創作の衝動とともに現れた謎の存在「ビースト」と音楽を奏で、孤高のアルバム制作を試みる姿を映し出したベネズエラ映画『博士の綺奏曲』。 youtu.be 本作が長編監督デビュー作となるニコ・マンサーノは、経済危機・…
「《どう死ぬか》と向き合った時、人は初めて《どう生きるか》と向き合えるのではないか」……イ・チャンヨル監督が思索の果てに辿り着いた人生の在り方を、日本同様に高齢化が進む韓国社会で多くの者が向き合う「認知症」と、韓国の口承伝統芸能「ハンソリ」…
2024年1月にユーロスペースで2週間限定上映され、その後、全国順次公開されたバイオレンス・サスペンス映画『獣手』。 主演の福谷孝宏が自ら企画した本作は、失われた左手が異形のものへと変わってしまった男が繰り広げる凄惨な戦いを描き、愛と再生を見つめ…
ベトナム映画『Kfc』は、人間狩りにいそしむ医者と人肉中毒のその子供、 そして食人による復讐という甘美な味を覚えた犠牲者家族たちによる果てしない《食人連鎖》を描いた衝撃の物語だ。 (C)Le Binh Giang / MAP×Cinemago 2024年7月20日(土)より渋谷シア…
イギリス・スコットランドはグラスゴーの音楽シーンに焦点を当てたドキュメンタリー映画『ティーンエイジ・スーパースターズ』。このたびBlu-rayの発売を記念し、2024年7月20日(土)~7月26日(金)の期間、大阪・シネ・ヌーヴォにて再上映されることが決定した…
『ソウル・フラワー・トレイン』(2013)『函館珈琲』(2016)などの作品で知られる西尾孔志監督の新作映画『輝け星くず』が、2024年6月15日より新宿K's cinemaにて公開される。 製作総指揮に『シャニダールの花』(2012)の金延宏明、脚本を『函館珈琲』の脚本家…
『ソウル・フラワー・トレイン』(2013)『函館珈琲』(2016)などの作品で知られる西尾孔志監督の新作で山﨑果倫と森優作の若手実力派が主演する映画『輝け星くず』が、兵庫での先行上映に続き、2024年6月15日より東京・K's cinemaにて公開されることが決定した…
会社員として日々働きながら、短編・中編作品を制作し続ける映画監督・田中晴菜。 「生人形」を題材とした『いきうつし』(2018)はあいち国際女性映画祭、Kishhh-Kishhhhh映画祭の短編部門でそれぞれグランプリを受賞、傘を通じて人々の記憶が交わる様を描い…
新作映画『ラフラフダイ』、『あっちこっち じゃあにー』が全国拡大順次ロードショー中の松本卓也監督。 このたび、東京・新宿 atTHEATRE(アットシアター)にて「松本卓也監督特集上映」の開催が決定! 『ラフラフダイ』、『あっちこっち じゃあにー』の東…
映像制作チーム「シネマ健康会」の松本卓也監督の長編作品2本がただいま絶賛全国順次公開中だ。 上映されているのは、2023年4月に 新宿K's cinema にて公開され、香港の国際映画祭「Asia Film Art International Film Festival」で審査員特別に輝いた『ラフ…
2024年5月10日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他にて全国順次公開される映画『またヴィンセントは襲われる』は、「ただ目が合っただけ」で周囲の人々に襲われるようになった男が、生き残りの戦いの果てに辿り着く《終末》を描いた…
ある日を境に、老若男女たちから突然殺意を向けられ、襲われ、命を狙われるようになったヴィンセント。「自分と目線が合った瞬間に、人々は襲いかかってくる」……終わらない襲撃の法則をかろうじて発見したヴィンセントは、生き残りをかけた《自衛》を開始す…
社会が失敗に容赦なく、再スタートを切ることが困難な今の世の中で、誰かに信じてもらうことが底辺脱出の大きな力となる様子を、時にコミカルに、時に感動的に描いた映画『輝け星くず』。 『函館珈琲』などキュートな人情喜劇を得意とする西尾孔志監督が、『…
会社員として日々働きながら、短編・中編作品を制作し続ける映画監督・田中晴菜。 「生人形」を題材とした『いきうつし』(2018)が「あいち国際女性映画祭」および「Kishhh-Kishhhhh映画祭」の短編部門でそれぞれグランプリを受賞、傘を通じて人々の記憶が交…
短編映画『きまぐれ』は、近年『クレマチスの窓辺』(永岡俊幸監督/2020年)、『この日々が凪いだら』(常間地裕監督/2021年)、『ストレージマン』(萬野達郎監督/2022 年)など、出演作が続く瀬戸かほの初プロデュース作品だ。主演と原案も瀬戸が務めている。 …
2024年3月15日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて「未体験ゾーンの映画たち2024」の1本として公開される映画『キック・ミー 怒りのカンザス』。 (C)Meconium Pictures/Cinemago ゲイリー・ハギンズ監督が自らの故郷カンザス州カンザスシティ(通称…
姿を消した妻を探しに、彼女の故郷である離島の港町を訪れた男。相次ぐ海難事故で住民の行方不明が続く寂れた町で、妻の面影を持つ女と出会うが...。 映画『海街奇譚』は中国の新世代監督チャン・チーの長編映画デビュー作であり、卓越した映像感覚と比類な…
フィリピンパブの裏側で未だ行われている偽装結婚を背景に、多文化共生のあり方をリアルに描いた、実話を基にした異色のアジアン・ラブストーリー『フィリピンパブ嬢の社会学』が新宿K’s cinemaほかにて全国順次公開中だ。 2024年2月17日(土…
不眠症に悩む高校生サラが参加した、ある大学の「睡眠」に関する研究の臨床試験。次第に明らかになる研究の目的と、人々の夢の中に共通して現れる暗き迷路。そして迷路の深奥に潜む《人影》の正体とは—。 2024年2月9日よりヒューマントラストシネマ渋谷にて…
昨年、岡⼭県北の⼭間の町・真庭市で誕生した「ニューガーデン映画祭」。 映画を通して地域に豊かな根っこが育つようにと願いを込めて、市民有志が集まって運営する映画祭だ。 このたび「ニューガーデン映画祭」2回目の開催が決定! NGFF 2024 2024年3月8日…
映画『あっちこっち じゃあにー』は大阪・シアターセブンにて2024年1月13日(土)~19日(金)の期間、一日一回上映。『ラフラフダイ』は、13日・14日の2日間限定上映。(詳しくは劇場HPをご覧ください) 『ライブハウス レクイエム』(2016)や『ダイナマイト…
「後悔する」という意味の諺「臍を噛む」からタイトルをとった映画『ホゾを咬む』は、新進気鋭の映像作家・髙橋栄一の初⻑編作品。独自の切り口で「愛すること」を描いた本作は、モノクロームの世界観が怪しさと品格を放ち、独特な間合いや台詞が観る者を異…
タイラー・タオルミーナ監督の⻑編デビュー作『ハム・オン・ライ』が2024年1月27日(土)~2月2日(金)の期間、シアター・イメージフォーラムにて上映される(21:00〜上映開始)。 【写真提供】映画チア部大阪支部 『ハム・オン・ライ』で描かれるのは⼩さな…
NYの片隅で疎外されて生きる母と息子たち、その痛切な葛藤と成長を、やさしい眼差しで描き出す感動作『ニューヨーク・オールド・アパートメント』が、2024年1月12日(金)より、新宿シネマカリテ、シネ・リーブル梅田、シネ・リーブル神戸、アップリンク京…
世界各国から選出された作品を一挙上映する毎年恒例の「未体験ゾーンの映画たち2024」にて、カナダ殿堂入りのテクノ・スリラー『COME TRUE/カム・トゥルー 戦慄の催眠実験』とカナザワ映画祭2023の覇者『キック・ミー 怒りのカンザス』の上映が決定!日本で…
俳優・小原徳子の特集上映「小原徳子映画祭」が、2024年3月20日(水・祝)~24日(日)、横浜シネマノヴェチェントにて開催されることが決まった。 2003年に「木嶋のりこ」として芸能活動を始め、2018年の改名を経て2023年に活動20周年を迎えた俳優・小原徳…
短編映画『サッドカラー』がPFFアワード2023に入選するなど、国内映画祭で高い評価を受けている新進気鋭の映像作家・髙橋栄一監督の映画『ホゾを咬む』が、新宿K’s cinemaにて絶賛公開中だ。 関西では12月16日(土)よりシネ・ヌーヴォ(12月16日に髙橋栄一監…
映像制作チーム「シネマ健康会」の松本卓也監督の長編作品が広島(横川シネマ)と大阪(シアターセブン)で公開される。 上映されるのは2023年4月に 新宿K's cinema にて公開され、香港の国際映画祭「Asia Film Art International Film Festival」で審査員特別…
大阪2児放置死事件を基にした『 子宮に沈める』 (2013) や、フェイクニュースによって自殺に追い込まれる少女とメディアの過熱報道による現代社会の歪みを描いた『 飢えたライオン』 (2017)などで知られる緒方貴臣監督の最新作『シンテレラガール』。 youtu…
ある日、普段とは全く違う恰好の妻を街で見かけた夫は家に隠しカメラを設置し・・・。 youtu.be 「後悔する」という意味のことわざ「を噛む」からタイトルをとった本作『ホゾを咬む』は、短編映画『サッドカラー』がPFFアワード2023に入選するなど、国内映画…