2025-08-01から1ヶ月間の記事一覧
脳梗塞はよく聞く病気だが、詳しく知る人は少ない。それを体験したのが『向日葵の丘 1983年夏』(2015)、『朝日のあたる家』(2013)等で知られる太田隆文監督。「僕の闘病生活が誰かの役に立てば」と、自身の経験を映画化した。 17年間休まず映画作りに専念し…
森を舞台に、少年院を出所した若者と生きづらさを抱えた彼の叔母との“心の触れ合い”を描く映画『もういちどみつめる』が2025年11 月 22 日(土)より新宿 K’s cinema ほかにて全国順次公開される。 また、先日、第21回大阪アジアン映画祭(OAFF2025)に正式出…
韓国ドラマ『エマ』はスタイリッシュな犯罪アクション映画『毒戦 BELIEVER』(2018)や、『PHANTOM ユリョンと呼ばれたスパイ』(2023)などの作品で知られるイ・ヘヨン監督の初のドラマシリーズ演出作品だ。 1982年に韓国で実際に公開され、大ヒットした映画『M…
韓国映画『大統領暗殺裁判 16日間の真実』は、大統領暗殺事件を背景に、16日間で進行した軍法裁判を描くポリティカル・サスペンスだ。 1979年10月26日。 18年間独裁政治を繰り広げた韓国のパク・チョンヒ(朴正煕)大統領が中央情報部長のキム・ヨンイルによ…
未曾有の金融危機、円安による物価の高騰、市民への容赦ない課税……普段私たちが何気なく財布に入れている「お金」についての本質を問いかける映画『ロマンチック金銭感覚』が、2025年9月6日(土)より新宿K’s cinemaにて公開される。全ての人類にコミットす…
映画『アイム・スティル・ヒア』は、1970年代のブラジル軍事独裁政権下、元下院議員ルーベンス・パイヴァが軍に連行され行方不明となり、妻エウニセが5人の子を育てながら夫の消息を追い続ける姿を描く実話を基にしたヒューマンドラマ。 監督を務めたのは、…
2025年8月15日(金)より、テアトル新宿、テアトル梅田、アップリンク京都にて公開が始まった短編オムニバス映画『LABYRINTHIA/ラビリンシア』。 (C)SAWLLOW FILM PARTNERS.(C)2018 HANA (C)CONFESSION Film Partner. 『LABYRINTHIA/ラビリンシア』は、3…
2025年6月、イギリス議会下院は、終末期の成人の「死を選ぶ権利」を認める歴史的な法案を可決した。オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、ポルトガル、ニュージーランド、カナダなどですでに合法化されているが、イギリスで事実上「安楽死」が合法化されれば…
ベルファストのアナーキーなヒップホップ・トリオ「KNEECAP」の誕生を、反抗心と混沌としたユーモアを込めて描く半自伝的ドラマ。 2022年まで北アイルランドではアイルランド語は公用語として認められていなかった。母国語の復権と自分たちのアイデンティテ…
2025年8月29日(金)から9月7日(日)までの期間、開催される「第21回大阪アジアン映画祭」の追加上映作品2作品と、ゲストが発表された。 追加作品情報 『私立探偵』 今回追加上映が決定したのは、ルイス・クー主演のクライムサスペンス『私立探偵』と、筒井真理…
3DCGアニメ『ねむれ思い子、空のしとねに』(2016)をただ一人で作り上げ、世界でも高い評価を受けた栗栖直也監督の9年ぶりの最新3DCG短編アニメ『後朝の花雪』(きぬぎぬのはなゆき)が2025年10月17日からシネ・リーブル池袋(東京)、テアトル梅田(大阪)…
森を舞台に、少年院を出所した若者と生きづらさを抱えた彼の叔母との“心の触れ合い”を描く映画『もういちどみつめる』が2025年11 月 22 日(土)より新宿 K’s cinema ほかにて全国順次公開されることが発表された。 釜山国際映画祭や大阪アジアン映画祭など多…
オアシスのリアム・ギャラガーの公式ドキュメンタリー映画『リアム・ギャラガー in ロックフィールド オアシス復活の序章』が2025年10月17日(金)よりkinocinema 新宿他にて全国順次公開される。 リアム・ギャラガー © Sky UK Limited 2022 映画『リアム・…
映画『ハオト』が戦後80周年祈念平和作品として、2025年8月8日(金)より、池袋シネマ・ロサ他にて全国順次公開される。 太平洋戦争末期の東京郊外にある精神病院を舞台に、病院内との対比で外界の狂気を問うテーマを、シリアスなだけでなく、ユーモアとサス…
看護師のプラバは夫との疎遠な関係に悩み、陽気な年下の同僚アヌはひそかに交際するイスラム教徒の恋人がいた。病院の食堂で働くパルヴァディは立ち退きを迫られ住む場所を失いかけている・・・。 映画『私たちが光と想うすべて』は、ドキュメンタリー映画『…
実の親を探すエドとその恋人ライリーはニューヨークからポルトガル北部の山奥へと旅立つ。壮麗な山間の屋敷にたどり着いたエドは、生き別れた母アメリアと双子の兄マヌエルとの再会を果たすが、血の繋がりを超えた“おぞましい真実”とその土地の“忌まわしき過…
ドストエフスキーの短編「白夜」をモチーフに、紅葉の美しい東京を舞台に、新たなエンディングを提示する映画『永遠の待ち人』。 2025年6月6日(金)より池袋シネマ・ロサで公開され好評を博し、8月30日(土)からは満を持して、大阪・シアターセブンでの公開…
阪神・淡路大震災の震災復興から誕生した宝塚市内唯一の映画館「シネ・ピピア」。1999年のオープンから26年間、多彩な映画を上映し、市民、並びに映画ファンから熱く支持されている映画館だ。 2029年には開館30周年を迎える「シネ・ピピア」。来たる開館30年…
「夏休みの映画館」は、夏休み期間中の子どもたちに、自分の住むまちのミニシアターで多様な映画作品や特別なイベント付き上映を体験してもらう、地域とミニシアターをつなぐ上映プログラム。子どもたちの感性を育てる体験を提供するとともに、地域の映画文…
移住のためスペイン・バルセロナからアメリカへやって来たディエゴとエレナのカップルを待ち受けていたのは入国審査の二次審査だった。別室に連れて行かれた二人の前に現れた米国移民局職員の審査官は、威圧的な質問を繰り返し、ふたりを心理的に追い詰めて…
2005年に下北沢の本多劇場で初上演した創作舞台『ハオト』。太平洋戦争末期の東京郊外にある精神病院を舞台に、病院内との対比で外界の狂気を問うテーマを、シリアスなだけでなく、ユーモアとサスペンスとファンタジー要素も織り交ぜで描き、鑑賞した観客か…
2025年8月29日(金)から9月7日(日)まで開催される「第21回大阪アジアン映画祭」の全体ラインナップが発表された。 第21回大阪アジアン映画祭 「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマに、アジア映画最新作のコンペティション部門をはじめ、特別注視部…