2026-01-01から1年間の記事一覧
かつての連続児童殺傷事件の影が落ちる団地。少年と彼を見守る管理人の心の交流は、人の心を時に癒し、時に壊す、誰も名前を思い出せない声“ポカポン”に飲み込まれていく──。 解禁された劇場公開ポスタービジュアル (C)映画「POCA PON ポカポン」製作委員 第…
黒澤明監督の社会派サスペンスの傑作『悪い奴ほどよく眠る』を徹底レビュー。結婚式から始まる鮮烈な演出、三船敏郎演じる復讐者の葛藤、そして縦横の構図を駆使した黒澤演出の妙まで。60年以上経った今も色褪せない、組織の非情さと個人の戦いを紐解く。
2021年4月、クーデター後のミャンマーで取材中に、市民の抗議デモを支持したなどとして拘束され、約2年に渡って刑務所に収容されていた、日本育ちのミャンマー人映像作家ティンダン。映画『エイン』は、7歳の時に来日した彼自身の境遇をもとに、「人間関係…
オーストラリアの新鋭マイケル・シャンクス監督作『トゥギャザー』を考察。倦怠期の男女が身体的に融合していく恐怖を、プラトンの寓話やスパイス・ガールズを引用しながら描く本作は、単なるホラーか、それとも究極の愛の形か。
2026年、TEAM KAMUIによる映画『ヘブンズベル』は、20年前の一家惨殺事件を発端に、失われた真実を求めて交錯する複数の運命が、無法地帯“エリア4”で再び交わるサスペンスアクションだ。2026年2月13日(金)よりMorc阿佐ヶ谷ほかにて全国限定劇場公開が決定…
サム・ライミ監督『HELP 復讐島』を徹底レビュー。遭難した孤島で立場が逆転するマネージャーと二世社長。痛烈な労働風刺を、往年のライミ節炸裂のブラックユーモアと残酷さで描きます。レイチェル・マクアダムスが魅せる、狂気に満ちたアンチヒーローの変貌…
NHK BSP4Kで放送されるヒッチコックの異色コメディ『ハリーの災難』をレビュー。鮮やかな4K映像で蘇るバーモント州の紅葉と、死体を巡るシュールなブラックユーモア。シャーリー・マクレーンのデビュー作としても必見の、毒と愛に溢れた「現代のおとぎ話」の…
山下敦弘監督の傑作『リンダ リンダ リンダ』を徹底レビュー。冒頭のCM撮影シーンから紐解く「反ドラマチック」な演出の魅力とは?劇的な展開を避け、些細な日常を掬い取った本作が、なぜ最高の青春映画として愛され続けるのか、そのリアリティと誠実さに迫…
ただいま新宿ピカデリーほかにて全国順次絶賛公開中の映画『安楽死特区』(監督・高橋伴明)は、近未来の日本で「安楽死法案」が可決され、国家主導で導入された制度のもと、人間の尊厳、生と死、そして愛を問う衝撃の社会派ドラマだ。 公開2日目の1 月24日(…
HBOとBBCが共同製作したドラマシリーズ『インダストリー』(Industry)は、ロンドンの金融街「シティ」を舞台に、投資銀行で働く人々の熾烈な生き残り競争を描いた群像劇だ。シーズン1(2020)の第一話の演出を人気ドラマシリーズ『Girl’s』のレナ・ダナムが…
人体で 1 脚の椅子を作る、18 禁ハードコア・スラッシャームービー『インコンプリート・チェアーズ』がついに全国公開! 初日翌日の2026年1月24日(土)には新宿バルト 9で公開記念舞台挨拶が実施され、主演の一ノ瀬竜、共演の大島涼花、藤井アキト、そして宇…
小さな行動が、見知らぬ誰かの運命を狂わせ、あるいは救っていく様を描く群像劇『めぐる』。 (C)合同会社CHAMP ASIA 本作の登場人物は、就職活動に奔走する女子大生、吐きダコのある少女、崩れかけた家族を抱える息子と父親、学校でいじめを受ける少女。すれ…
北海道釧路市を舞台にした映画『2126年、海の星をさがして』が、2026年3月20日(金・祝)からイオンシネマ釧路にて先行公開されるのを前に、釧路版ポスタービジュアルが解禁となった。 釧路版ポスタービジュアル また、第二回北海道国際映画祭で特別招待作(オ…
殺し屋組織が殺めたターゲットを窯で焼却する、人里離れた山間の陶芸工房。窯の中で渦巻く死者の怨念が最悪の呪術「蠱毒(こどく)」と化し、異形の怪物となって殺し屋たちを襲う......。 『朧の華火(英題:KILN OF MASSACRE)』は、映画レーベル「Cinemago(シネ…
2026年2月20日(金)〜2月28日(土)の期間、沖縄県・那覇市を中心に「Cinema at Sea 2026 - 特集上映「Homecoming」(以下、本特集上映)」が開催されることが発表された。世界のウチナーンチュや日系移民が制作した映画が特集上映される。 沖縄ハワイ移民1…
戦後純文学の俊英・山川方夫の遺作となった傑作短編小説の初映画化作品であり、愛と孤独の狭間で彷徨う人間の本性を詩情豊かに描いた『愛のごとく』が2026年1月23日(金)より池袋・新文芸坐にて1週間限定公開後、全国順次公開される。 主人公ハヤオ役を演じ…
ポアロやマープルだけじゃない!クリスティが生んだお転婆令嬢バンドルが、7つの時計を巡る陰謀に挑む。ドラマ独自のカーチェイスや衝撃の展開、バトル警視との対等な「バディ感」など、原作ファンも初心者も虜にする本作の見どころを解説。原作とドラマの比…
医師で作家の長尾和宏の原作をもとに、丸山昇一が脚本を担当、高橋伴明が監督を務めた映画『安楽死特区』は、近未来の日本で「安楽死法案」が可決され、国家主導で導入された制度のもと、人間の尊厳、生と死、そして愛を問う衝撃の社会派ドラマだ。 2026年1…
映画『フォードVSフェラーリ』レビュー。企業の論理と個人の情熱、ビジネスとアートの衝突、極限スピードのリアリズムを通して、本作の美学を読み解く。 1966年のル・マン24時間耐久レースで絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いたジェームズ・…
韓国映画『YADANG ヤダン』を徹底レビュー。カン・ハヌルとユ・ヘジン等、魅力的キャストが魅せる、麻薬捜査の裏側に潜む「ヤダン(闇のブローカー)」の実態とは? 社会風刺を交えつつ、圧倒的な臨場感で突き進む復讐劇の魅力を紐解く。 麻薬捜査の華々しい…
反社会で生きてきたが、連れ添った妻の病気に気づかず亡くしたことを悔やみ、極道の世界を離れ、知らない街に流れ着く男・東島。その男に南と同じ匂いを感じ、仕事に誘う沙織。東島に触発され、「その先が見たい」と日常の淡々とした繰り返しを変えようとす…
ダーレン・アロノフスキー監督×オースティン・バトラー主演の映画『コート・スティーリング』をレビュー。90年代アクションへのオマージュを捧げつつも、監督特有のダークな暴力と業が渦巻く本作。見どころからキャストの魅力、舞台となったニューヨークの質…
グレタ・ガーウィグ監督の映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)を徹底批評。19世紀の古典が、なぜ現代の女性たちのバイブルとなるのか。巧みな時間軸の構成や、ジョーが追求した「経済的自立」というテーマから、本作が持つ革新的…
医師で作家の長尾和宏の原作をもとに、丸山昇一が脚本を担当、高橋伴明が監督を務めた映画『安楽死特区』が2026年1月23日より新宿ピカデリー他にて全国順次公開される。 この度、本作の公開記念舞台挨拶の詳細が解禁。また、SYO(物書き)、ダースレイダー(ラ…
医師で作家の長尾和宏による同名小説が原作の映画『安楽死特区』は、近未来の日本で「安楽死法案」が可決され、国家主導で導入された制度のもと、人間の尊厳、生と死、そして愛を問う衝撃の社会派ドラマ。 昨年公開された同じ高橋伴明監督×毎熊克哉(主演)…
ヴィンス・ギリガン最新作『プルリブス』シーズン1(全9話)を徹底批評。全人類が集合意識となったユートピアで、孤独な抵抗を続ける主人公の姿から、現代社会における「個」の価値と自由の意味を問い直す必見のSFドラマ。 『ブレイキング・バッド』、『ベ…
近未来の日本で「安楽死法案」が可決され、国家主導で導入された制度のもと、人間の尊厳、生と死、そして愛を問う衝撃の社会派ドラマ『安楽死特区』が2026年1月23日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国順次公開される。 在宅医として2500人以上の看取りを経…
2pm ジュノ主演 Netflix配信韓国ドラマ『CASHERO 〜ヒーローは現金を持つ〜』を解説。「生活者の切実さ」と「ヒーローの気高さ」の絶妙なバランスを読み解く。 もしヒーローの力が、現金という最も生々しいリソースと直結していたら――!? 『CASHERO 〜ヒー…