デイリー・シネマ

映画&海外ドラマのニュースと良質なレビューをお届けします

2026-01-01から1年間の記事一覧

東京国際映画祭で多くの観客に衝撃を与えた話題作『POCA PON ポカポン』2026年5月9日(土)より新宿Kʼs cinema、ユーロスペース他、全国順次公開が決定!

かつての連続児童殺傷事件の影が落ちる団地。少年と彼を見守る管理人の心の交流は、人の心を時に癒し、時に壊す、誰も名前を思い出せない声“ポカポン”に飲み込まれていく──。 解禁された劇場公開ポスタービジュアル (C)映画「POCA PON ポカポン」製作委員 第…

【徹底解説】黒澤明『悪い奴ほどよく眠る』レビュー:巨悪に挑む男の孤独な復讐劇と、現代に響く警鐘

黒澤明監督の社会派サスペンスの傑作『悪い奴ほどよく眠る』を徹底レビュー。結婚式から始まる鮮烈な演出、三船敏郎演じる復讐者の葛藤、そして縦横の構図を駆使した黒澤演出の妙まで。60年以上経った今も色褪せない、組織の非情さと個人の戦いを紐解く。

日本育ちのミャンマー人・ティンダン監督が自身の境遇をテーマに作り上げた映画『エイン』の予告編が解禁、映画人からの推薦コメントが到着

2021年4月、クーデター後のミャンマーで取材中に、市民の抗議デモを支持したなどとして拘束され、約2年に渡って刑務所に収容されていた、日本育ちのミャンマー人映像作家ティンダン。映画『エイン』は、7歳の時に来日した彼自身の境遇をもとに、「人間関係…

映画『トゥギャザー』あらすじと解説/溶け合う身体、試される愛―究極のボディホラー・ラブストーリー

オーストラリアの新鋭マイケル・シャンクス監督作『トゥギャザー』を考察。倦怠期の男女が身体的に融合していく恐怖を、プラトンの寓話やスパイス・ガールズを引用しながら描く本作は、単なるホラーか、それとも究極の愛の形か。

特撮OBOG多数出演サスペンスアクション映画『ヘブンズベル』Morc阿佐ヶ谷での舞台挨拶が決定!

2026年、TEAM KAMUIによる映画『ヘブンズベル』は、20年前の一家惨殺事件を発端に、失われた真実を求めて交錯する複数の運命が、無法地帯“エリア4”で再び交わるサスペンスアクションだ。2026年2月13日(金)よりMorc阿佐ヶ谷ほかにて全国限定劇場公開が決定…

「私たちはもうオフィスにいないのよ」映画『HELP 復讐島』が描く、痛烈な労働風刺と血みどろのブラックコメディ

サム・ライミ監督『HELP 復讐島』を徹底レビュー。遭難した孤島で立場が逆転するマネージャーと二世社長。痛烈な労働風刺を、往年のライミ節炸裂のブラックユーモアと残酷さで描きます。レイチェル・マクアダムスが魅せる、狂気に満ちたアンチヒーローの変貌…

【NHK BSP4K放映】ヒッチコック映画『ハリーの災難』——世界一美しい風景で描かれる、世界一不謹慎な大騒動

NHK BSP4Kで放送されるヒッチコックの異色コメディ『ハリーの災難』をレビュー。鮮やかな4K映像で蘇るバーモント州の紅葉と、死体を巡るシュールなブラックユーモア。シャーリー・マクレーンのデビュー作としても必見の、毒と愛に溢れた「現代のおとぎ話」の…

映画『リンダ リンダ リンダ』4K あらすじ・評価/些細な日常が「私たちの物語」になる瞬間【Blu-ray発売】

山下敦弘監督の傑作『リンダ リンダ リンダ』を徹底レビュー。冒頭のCM撮影シーンから紐解く「反ドラマチック」な演出の魅力とは?劇的な展開を避け、些細な日常を掬い取った本作が、なぜ最高の青春映画として愛され続けるのか、そのリアリティと誠実さに迫…

映画『安楽死特区』(監督・高橋伴明)主演の毎熊克哉、大西礼芳をはじめ豪華俳優陣が登壇! 公開記念舞台挨拶レポートが到着

ただいま新宿ピカデリーほかにて全国順次絶賛公開中の映画『安楽死特区』(監督・高橋伴明)は、近未来の日本で「安楽死法案」が可決され、国家主導で導入された制度のもと、人間の尊厳、生と死、そして愛を問う衝撃の社会派ドラマだ。 公開2日目の1 月24日(…

【U-NEXT配信】ロンドンの投資銀行での苛烈な競争を描いた人気ドラマシリーズ『インダストリー』(Industry)シーズン1~3を振り返る

HBOとBBCが共同製作したドラマシリーズ『インダストリー』(Industry)は、ロンドンの金融街「シティ」を舞台に、投資銀行で働く人々の熾烈な生き残り競争を描いた群像劇だ。シーズン1(2020)の第一話の演出を人気ドラマシリーズ『Girl’s』のレナ・ダナムが…

映画『インコンプリート・チェアーズ』がついに劇場公開! 公開記念舞台挨拶オフィシャルレポートが到着

人体で 1 脚の椅子を作る、18 禁ハードコア・スラッシャームービー『インコンプリート・チェアーズ』がついに全国公開! 初日翌日の2026年1月24日(土)には新宿バルト 9で公開記念舞台挨拶が実施され、主演の一ノ瀬竜、共演の大島涼花、藤井アキト、そして宇…

すれ違う人々の人生が、一本の電車の遅延をきっかけに静かに交差してゆく映画『めぐる』特報&生越千晴・小野花梨のコメントが到着

小さな行動が、見知らぬ誰かの運命を狂わせ、あるいは救っていく様を描く群像劇『めぐる』。 (C)合同会社CHAMP ASIA 本作の登場人物は、就職活動に奔走する女子大生、吐きダコのある少女、崩れかけた家族を抱える息子と父親、学校でいじめを受ける少女。すれ…

映画『2126年、海の星をさがして』釧路版ポスタービジュアルが解禁。第二回北海道国際映画祭の特別招待作品に選出&地元釧路での舞台挨拶開催も決定!

北海道釧路市を舞台にした映画『2126年、海の星をさがして』が、2026年3月20日(金・祝)からイオンシネマ釧路にて先行公開されるのを前に、釧路版ポスタービジュアルが解禁となった。 釧路版ポスタービジュアル また、第二回北海道国際映画祭で特別招待作(オ…

映画レーベル「Cinemago」初の単独製作長編映画『朧の華火』は愛×呪術×アクションの新時代カルト映画!

殺し屋組織が殺めたターゲットを窯で焼却する、人里離れた山間の陶芸工房。窯の中で渦巻く死者の怨念が最悪の呪術「蠱毒(こどく)」と化し、異形の怪物となって殺し屋たちを襲う......。 『朧の華火(英題:KILN OF MASSACRE)』は、映画レーベル「Cinemago(シネ…

沖縄県・那覇市を中心に開催されるCinema at Sea 2026 - 特集上映「Homecoming」のメインビジュアルが解禁&オープニング・クロージング作品が決定!

2026年2月20日(金)〜2月28日(土)の期間、沖縄県・那覇市を中心に「Cinema at Sea 2026 - 特集上映「Homecoming」(以下、本特集上映)」が開催されることが発表された。世界のウチナーンチュや日系移民が制作した映画が特集上映される。 沖縄ハワイ移民1…

映画『愛のごとく』/映画単独初主演・古屋呂敏の公式インタビュー&記念スチールが解禁! 池袋・新文芸坐 公開舞台挨拶の最新情報も

戦後純文学の俊英・山川方夫の遺作となった傑作短編小説の初映画化作品であり、愛と孤独の狭間で彷徨う人間の本性を詩情豊かに描いた『愛のごとく』が2026年1月23日(金)より池袋・新文芸坐にて1週間限定公開後、全国順次公開される。 主人公ハヤオ役を演じ…

Netflixドラマ『アガサ・クリスティのセブンダイヤルズ』あらすじとレビュー/『ブロードチャーチ』脚本家が放つ、躍動感あふれる新時代の探偵劇

ポアロやマープルだけじゃない!クリスティが生んだお転婆令嬢バンドルが、7つの時計を巡る陰謀に挑む。ドラマ独自のカーチェイスや衝撃の展開、バトル警視との対等な「バディ感」など、原作ファンも初心者も虜にする本作の見どころを解説。原作とドラマの比…

映画『安楽死特区』/柄本佑(俳優)の推薦コメント及び主演・大西礼芳のオフィシャルインタビューが解禁

医師で作家の長尾和宏の原作をもとに、丸山昇一が脚本を担当、高橋伴明が監督を務めた映画『安楽死特区』は、近未来の日本で「安楽死法案」が可決され、国家主導で導入された制度のもと、人間の尊厳、生と死、そして愛を問う衝撃の社会派ドラマだ。 2026年1…

【NHKBS放映】映画『フォードVSフェラーリ』あらすじと評価/巨大企業の論理を超越する「表現者たち」の挑戦

映画『フォードVSフェラーリ』レビュー。企業の論理と個人の情熱、ビジネスとアートの衝突、極限スピードのリアリズムを通して、本作の美学を読み解く。 1966年のル・マン24時間耐久レースで絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いたジェームズ・…

韓国映画『YADANG ヤダン』あらすじとレビュー/司法取引の闇に潜む「ヤダン」とは? 復讐劇は予測不能なクライマックスへ!

韓国映画『YADANG ヤダン』を徹底レビュー。カン・ハヌルとユ・ヘジン等、魅力的キャストが魅せる、麻薬捜査の裏側に潜む「ヤダン(闇のブローカー)」の実態とは? 社会風刺を交えつつ、圧倒的な臨場感で突き進む復讐劇の魅力を紐解く。 麻薬捜査の華々しい…

【萩原聖人×深水元基×黑谷友香 競演】映画『月の犬』 公開日&ポスタービジュアル、 横井健司監督のコメントが解禁!

反社会で生きてきたが、連れ添った妻の病気に気づかず亡くしたことを悔やみ、極道の世界を離れ、知らない街に流れ着く男・東島。その男に南と同じ匂いを感じ、仕事に誘う沙織。東島に触発され、「その先が見たい」と日常の淡々とした繰り返しを変えようとす…

オースティン・バトラー主演『コート・スティーリング』あらすじとレビュー:猫を抱えた男の壮絶なサバイバルと、監督の新たな境地

ダーレン・アロノフスキー監督×オースティン・バトラー主演の映画『コート・スティーリング』をレビュー。90年代アクションへのオマージュを捧げつつも、監督特有のダークな暴力と業が渦巻く本作。見どころからキャストの魅力、舞台となったニューヨークの質…

映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』あらすじ・レビュー/グレタ・ガーウィグ監督が19世紀の古典を全く新しい表現で蘇らせる

グレタ・ガーウィグ監督の映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)を徹底批評。19世紀の古典が、なぜ現代の女性たちのバイブルとなるのか。巧みな時間軸の構成や、ジョーが追求した「経済的自立」というテーマから、本作が持つ革新的…

映画『安楽死特区』/公開記念舞台挨拶の詳細と主演・毎熊克哉のオフィシャルインタビュー、著名人のコメントが解禁!

医師で作家の長尾和宏の原作をもとに、丸山昇一が脚本を担当、高橋伴明が監督を務めた映画『安楽死特区』が2026年1月23日より新宿ピカデリー他にて全国順次公開される。 この度、本作の公開記念舞台挨拶の詳細が解禁。また、SYO(物書き)、ダースレイダー(ラ…

映画『安楽死特区』毎熊克哉、大西礼芳、奥田瑛二、高橋惠子、長尾和宏(原作)登壇!完成披露舞台挨拶オフィシャルレポートが到着

医師で作家の長尾和宏による同名小説が原作の映画『安楽死特区』は、近未来の日本で「安楽死法案」が可決され、国家主導で導入された制度のもと、人間の尊厳、生と死、そして愛を問う衝撃の社会派ドラマ。 昨年公開された同じ高橋伴明監督×毎熊克哉(主演)…

AppleTV⁺ 配信ドラマシリーズ『プルリブス』シーズン1あらすじと感想/ヴィンス・ギリガン新作『プルリブス』が突きつける「個」の消滅とユートピアの正体

ヴィンス・ギリガン最新作『プルリブス』シーズン1(全9話)を徹底批評。全人類が集合意識となったユートピアで、孤独な抵抗を続ける主人公の姿から、現代社会における「個」の価値と自由の意味を問い直す必見のSFドラマ。 『ブレイキング・バッド』、『ベ…

安楽死を問う衝撃の社会派映画『安楽死特区』脚本・丸山昇一のオフィシャルインタビューが解禁!

近未来の日本で「安楽死法案」が可決され、国家主導で導入された制度のもと、人間の尊厳、生と死、そして愛を問う衝撃の社会派ドラマ『安楽死特区』が2026年1月23日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国順次公開される。 在宅医として2500人以上の看取りを経…

Netflix配信韓国ドラマ『CASHERO 〜ヒーローは現金を持つ〜』あらすじと評価/力を使えば使うほど貧しくなるヒーローの物語

2pm ジュノ主演 Netflix配信韓国ドラマ『CASHERO 〜ヒーローは現金を持つ〜』を解説。「生活者の切実さ」と「ヒーローの気高さ」の絶妙なバランスを読み解く。 もしヒーローの力が、現金という最も生々しいリソースと直結していたら――!? 『CASHERO 〜ヒー…