日本でも人気沸騰必至!イギリス映画界待望の新星ルーアリ・モリカが、小説家とセックスワークの狭間で揺れる姿を赤裸々に演じた初主演作『SEBASTIAN セバスチャン』が2026年年1月9日(金)よりシネマート新宿、シアター・イメージフォーラム、テアトル梅田他にて順次公開される。
映画『SEBASTIAN セバスチャン』は、セックスワーカーたちの新しい価値観にフォーカス。サンダンス映画祭でセンセーショナルな話題を集めた、フィンランド出身の新人監督ミッコ・マケラによる問題作だ!
このたび、日本版ポスタービジュアルと予告編が解禁された。

今回公開されるポスタービジュアルは、今年26歳になる主演ルーアリ・モリカの絵画のような美しい表情を捉えたもので、淡いブルーのタイトルロゴと相俟って強い印象を与えるデザインに仕上げられている。
また予告編は今回初の試みとして、米キノローバー社がべースを制作し、東京藝術大学院インターンシップの学生が仕上げを担当。主人公の夢と現実がロンドンの街で漂流する様を、スリリングに纏め上げた。
SEBASTIANセバスチャン 予告編4K - YouTube
圧倒的な魅力。新星ルーアリ・モルカに溺れる110 分
マックスを演じるのは、スコットランドとイタリアをルーツに持つルーアリ・モルカ。人目を惹く美しい容姿とナイーブな内面を持つ主人公マックスを、繊細かつリアルに演じた彼は、本作がサンダンス映画祭で上映されると作品の評価とともに大きな話題を集め、マーベルのテレビシリーズ『ビジョンクエスト』の主要キャストにキャスティングされるなど、話題作のオファーが殺到。今後の活躍が期待されている。
フィンランド出身の気鋭監督が描く、セックスワーカーたちの新しい価値観
監督のミッコ・マケラはフィンランド出身の新人監督で、アメリカ最大のインディーズ映画サイト“インディワイア”が、注目のLGBTQ 映画監督ベスト25 に選んだ逸材。モーリス・ピアラ、シルリ・コラール、フランソワ・オゾン、オリヴィエ・アサイヤスなどヌーヴェルヴァーグ以降のフランス映画に影響を受けた彼は、本作でもポストヌーヴェルヴァーグの世界観を投影している。今回の題材を選んだ理由として、「2010 年頃からロンドンではセックスワークに従事する若者たちが、主体的にその職業についていることを知った。生活苦や能力の問題で仕事を選んでいる訳ではない。そこが同じカテゴリーの他の作品と違う新しい視点なんだ」と語っている。
『SEBASTIAN セバスチャン』海外評抜粋
魂を揺さぶり、鋭い観察眼で描く。
官能的で息をのむような傑作。
ロサンゼルス・タイムズ
挑発的で赤裸々、
そして最後は驚くほど優しい。
インディワイヤ
鋭く、官能的。
そして心を揺さぶる結末は、
決して忘れることができない。
スクリーンラント
ルーアリ・モリカの演技は
間違いなく
新たなスター誕生を告げる。
スクリーン・デイリー
映画『SEBASTIAN セバスチャン』あらすじ

小説家とセックスワークの狭間で漂流する、青年の体温。
ロンドンに住み、将来を嘱望されている若い作家志望のマックス。
彼はデビュー作となる長編小説をリアルなものとするために、“セバスチャン” という名前で男性相手のセックスワークの世界に足を踏み入れる。
職業を通して体験する未知の世界。
様々なクライアントと接していく内に、マックスとセバスチャンの境界線を次第に見失っていく…。
映画『SEBASTIAN セバスチャン』作品情報

2024 年/イギリス映画/英語・フランス語/110 分/原題:Sebastian/1.85:1/5.1ch/DCP & Blu-ray
出演:ルーアリ・モリカ ヒフトゥ・カセム イングヴァル・シーグルズソン ジョナサン・ハイド リーン・ベスト
監督・脚本・編集 : ミッコ・マケラ 撮影 : イッカ・サルミネン 共同編集:アルットゥ・サルミ BFE 録音:エノス・デジャルダン 音楽:イラリ・ヘイニラ
日本語字幕翻訳 : 南裕子 関西地区営業・宣伝 : 松村厚 DCP 制作 : スノビッシュ・プロダクツ 予告編制作 : Kino Lober 宣伝インターンシップ : 椎野公史郎 / 大槻美来 ( 東京藝術大学院生 ) 配給・宣伝 : リアリーライクフィルムズ