海外映画レビュー
Netflix「ナイブズ・アウト」シリーズ最新作『ナイブズ・アウト ウェイク・アップ・デッドマン 』は、古びたカトリック教会を舞台に、「不可能犯罪」と「信仰の探求」という、二つのテーマを大胆に融合させた異色のミステリーだ。 怒りと恐怖で人を支配する…
映画『エディントンへようこそ』解説・考察。衝撃の結末と「SolidGoldMagikarp」の正体をネタバレ公開する。本作が描くのは、SNSのアルゴリズムに支配された現代の「実話」そのものだ。アマプラで見始めた後に読むべき、アリ・アスター流・社会風刺の深掘り。
ノア・バームバックがジョージ・クルーニーをキャストに迎え、映画スターとしての輝きと栄光、家族との断絶、そして人生の後悔を描いたNetflix映画『ジェイ・ケリー』を解説・レビュー。
『アフター・ザ・ハント』をより深く理解する!大学教授アルマ(ジュリア・ロバーツ)が直面する、告発された同僚ハンク(アンドリュー・ガーフィールド)と告発者マギー(アヨ・エデビリ)の間の「倫理の迷宮」を徹底解説。#MeToo、真実と虚偽、世代間ギャ…
ザック・クレッガー監督最新作『WEAPONS/ウェポンズ』の魅力は17人の児童の一斉蒸発という謎の不可解さと、物語がどこに行きつくかわからないという緊迫感溢れる構成にある。その背景には現代の「郊外」生活の問題が隠されている
Netflix映画『フランケンシュタイン』(2025)のあらすじ・キャスト・感想を紹介。ギレルモ・デル・トロ監督がメアリー・シェリー原作を再構築し、“怪物”の内に宿る人間の愛と苦悩と赦しを描くダークファンタジーの傑作を徹底解説。
アメリカのある小さな町。取り壊しを控えた野球場で繰り広げられる最後の試合が深く静かな余韻を残す。
Netflix映画『端くれ賭博人のバラード』では、コリン・ファースが破滅的なギャンブラーを熱演。マカオの闇に渦巻く人間の欲望に救済はもたらされるのか!?
ハリウッドの夢の裏に潜む狂気と孤独――。ビリー・ワイルダーが描く名声の光と影をレビュー。
笑い、涙、そして闘志。アルドリッチ監督が最後に遺した『カリフォルニア・ドールズ』は、夢を追う全ての人に贈る人生のドラマ。あらすじと感想を紹介。
Netflix映画『ハウス・オブ・ダイナマイト』は、突如発射された正体不明のミサイルをめぐるわずか30分間の攻防を、徹底的なリアリズムで描く政治スリラーだ。 アカデミー賞を受賞した『ハート・ロッカー』(2008)や、『ゼロ・ダーク・サーティー』(2012)で…
「この映画の台詞は、すべてその(FBIの)記録から引用されている」という宣言で始まる映画『リアリティ』は、2016年のアメリカ大統領選挙へのロシア介入疑惑に関する機密文書をメディアにリークしたとして、2017年に機密漏洩容疑で逮捕されたリアリティ・ウ…
Netflix映画『第10号客室の女』のあらすじと考察を紹介。キーラ・ナイトレイ主演、豪華ヨットのクルージングで起きた乗客の“消失事件”をめぐる密室サスペンス。海上で揺れる心理劇の真相とは!?
映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、ポール・トーマス・アンダーソン作品の中でも、最もスリリングで、同時に最も人間的な一本だ。 政治的過激主義を題材にしながら、本作が見つめているのはイデオロギーではなく、家族と人間の脆さと泥臭さである…
『KIMI/サイバー・トラップ』(2023)と『プレゼンス 存在』(2024)で成功を収めたスティーヴン・ソダーバーグ監督と脚本家のデヴィッド・コープが3度目のタッグを組んだ映画『ブラックバッグ』はロンドンを舞台にしたクールなスパイ映画だ。 主演のジョージと…
英国のテレビ司会者・プロデューサーのリチャード・オスマンが2020年に発表したミステリ小説『木曜殺人クラブ』をスティーブン・スピルバーグのアンブリン・エンターテインメント製作、『ホーム・アローン』、『ミセス・ダウト』、そして「ハリー・ポッター…
映画『バード ここからはばたく』は、イギリス・ケント州の労働者階級の家庭を舞台に、孤独を抱える12歳の少女ベイリーが、奇妙な謎の男バードと出会ったことで世界の広がりを感じ、周囲の愛に気づく姿を描いた青春ヒューマンドラマだ。 監督を務めたのは、…
A24最新作『愛はステロイド』。ステロイドと暴力が彩る異色の恋愛スリラーを徹底解説。あの驚愕シーンの謎と、映画が放つ狂気的な魅力の正体に迫ります。
映画『アイム・スティル・ヒア』はブラジルの名匠ウォルター・サレスが、実話を基にブラジルの軍事政権下の非道に耐えた一家の数十年の物語を描いた作品だ。2025年12月26日(金)より U-NEXTで独占先行配信開始。
ベルファストのアナーキーなヒップホップ・トリオ「KNEECAP」の誕生を、反抗心と混沌としたユーモアを込めて描く半自伝的ドラマ。 2022年まで北アイルランドではアイルランド語は公用語として認められていなかった。母国語の復権と自分たちのアイデンティテ…
看護師のプラバは夫との疎遠な関係に悩み、陽気な年下の同僚アヌはひそかに交際するイスラム教徒の恋人がいた。病院の食堂で働くパルヴァディは立ち退きを迫られ住む場所を失いかけている・・・。 映画『私たちが光と想うすべて』は、ドキュメンタリー映画『…
移住のためスペイン・バルセロナからアメリカへやって来たディエゴとエレナのカップルを待ち受けていたのは入国審査の二次審査だった。別室に連れて行かれた二人の前に現れた米国移民局職員の審査官は、威圧的な質問を繰り返し、ふたりを心理的に追い詰めて…
犬猿の仲のアメリカ大統領とイギリス首相は、補佐官のアドバイスに従い、結束をアピールするため、共にエアフォースワンに乗ってNATO首脳会談が開かれるイタリアへと向かう。だが旅の途中、何者かに攻撃を受け、墜落。二人も死亡したというニュースが瞬く間…
「リーパー」と呼ばれる謎のモンスターが突如地下から多数出現し、人類の95%を死滅させてから3年。生き残った人々はリーパーが侵入してこない標高2500メートル以上の山岳地帯で小さなコミュニティに分かれてかろうじて暮らしていた。 病を抱える息子には酸…
弟を失った熱血すぎる特別執行官と相棒を失った協調性に欠ける元刑事。そんなふたりが共通の悲しみを胸にコンビを組み、ロッテルダムの巨大な悪へと挑む! 映画『バッド・バディーズ~最強の?ふたり~』は、性格も捜査の仕方もまったく違う二人が、凶悪犯罪…
PR:本ページはプロモーションを含みます ハンブルクのマンションの住人たちが、一夜にして建物全体が謎の黒い壁に囲まれ、家に閉じ込められていることに気づく。この建造物は地球外生命体なのか、それとも人工物なのか? ネットはつながらず、水も出なくな…
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」三部作(2014、17、23)、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)のジェームズ・ガンが監督・脚本を務めた映画『スーパーマン』は、ワーナー・ブラザースによるDCユニバースの新たな幕開けとなる作品だ(…
マンハッタンの広告代理店の重役が、スパイに間違えられ、誘拐された上に殺人の罪を着せられ、絶体絶命のピンチに陥る。シカゴ、インディアナポリス、サウスダコタへと追跡劇が続く中、次第に事件の背景が明らかになっていく。 映画『北北西に進路を取れ』は…
1932年ミシシッピ州。黒人たちの楽園ジュークジョイントを開いた双子の兄弟の前に吸血鬼が現れる。映画『罪人たち』のあらすじと解説。ライアン・クーグラーがホラーと音楽で黒人コミュニティの希望と受難を描く。
『少女ムシェット』の2年後の1969年に制作された『やさしい女』は、ドストエフスキーの同名の短編小説(1876年)を原作としたロベール・ブレッソン監督の初のカラー作品だ。 他のブレッソン作品と同様、本作でも「非俳優」が起用され、主演には演技経験のな…